No.170414
 






TEKTRO / AURIGA HD-M290 (2014?)

【概要】
油圧ディスクブレーキのブリーディング作業


【Point】
注射器を2本つかう










テクトロ社の油圧ブレーキのオイル交換をします










今回はJAGWIRE製の汎用ブリーディングツールを使用します
こちらはミネラルオイル用のセット








TEKTRO純正のセットもあるのですが、今回のブレーキは
構造的に注射器が2本必要になります








Jagwireのツールセットには、TEKTRO用のアダプターが1つしか付属していなかったため、
結局両方のツールをそろえる必要がありました








TEKTROのブリーディングツールにはオリーブとホースインサート、固定ボルトが付属していました
オリーブ、ホースインサートともシマノ製品とは形状が異なるようです

以下に、形状を比較してみました








〔参考〕 Shimano SM-BH59用








〔参考〕 Shimano SM-BH90用)

それぞれホース内径が異なるため、インサートの互換性なし



インサート比較 ( = ホース内径)

1) Tektro, Auriga HD-M290 (2014?)
     最大部径:2.65mm

2) Shimano SM-BH59
     最大部径:2.55mm

3) Shimano SM-BH90
     最大部径:2.35mm

















ブレーキパッド取り外し














Shimano B01Sとの比較 (上:Shimano / 下:TEKTRO)








ピストンにはストッパーがない構造、パッドを外した状態で何度もレバーを握っていると
ピストンが外れます






















ピストンを戻してブリーディングブロックを挿入






 








TORX T15


















































メーカーの指示としては、負圧をかける必要はなさそうだったのですが一応Avid方式で負圧をかけ
キャリパー内の気泡を取り除きました








キャリパー側完了








気泡はレバー側の方に多く見られました
リザーバータンクの容量も小さいため、やはりこちらも負圧を掛けつつエアーを除去

シマノ方式のざっくりした作業を鑑みるに、あまり気にしないでもよいのかもしれませんが・・・















イソプロピルアルコールで液だれを掃除








パッドを装着して、キャリパー位置を調整





できあがり






 
 
 











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油圧ブレーキのブリーディング

〔参考LINK〕

TEKTRO
Tektro Auriga M290 Brake Bleed Instructional Video
Auriga M290 Soft Lever Fix








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