No.141120
 





ROCK SHOX / Mnarch RT HV (High Volume) (2014)

【概要】

動作しなくなったロックアウト機能の回復

【Point】
高圧となる箇所あり、超危険
※整備は必ずプロメカニックに依頼をして行ってください。
また、整備士の方が作業をする場合にも、必ずメーカー指定のマニュアルに従い作業を行ってください















本日はリアサスペンションの修理です。
サスペンションは内部がブラックボックス化したパーツで構成されている場合も多く
どこまで出来るかわかりませんがとりあえず出来るところまでやってみることにいたします。














―――― 作 業 開 始 !――――






サスペンションエアーを抜きます








フレームから取り外し








このサスペンションは、下部にもエアバルブがあり、ダンパーとなっているようです。
この部分はかなり高圧がかかっているので取り外しの際には確実にエアーを抜くようにします
※整備士以外の方は絶対に触れないようにしてください。
 また、整備士の方が作業をする場合にも、必ずメーカーのマニュアルに従い作業を行ってください








エアーを完全に抜ききり、バルブコアを取り外し








アウターケースの取り外し








ダンパー部の分解にとりかかります








ダンパーオイル確認
エアーを抜いた後なので油面が下がってています。











ダンパーピストンが現れました
ロックアウトのスイッチが正常に動作していないと思われます。








青い部分がピストンを閉鎖し、ロックアウトします。








ピストン本体に異物の付着がないことを確認








スイッチのオンオフ切り替えが出来ない状態になっていたので、分解します
画像右上の細かな部品はベアリング玉とスプリング.

これらの位置がずれたために、スイッチがスムーズに動作しなくなっている模様








スイッチを組み付け








スイッチが正常に動作していることを確認








ダンパー部の組み立てへ移ります。
このサスペンションには専用のアダプターと高圧用のサスペンションポンプが必要となります









ダンパー内のエアーとオイルの割合を決定するIFPというパーツを規定位置にセットします(61.2mm)








ダンパー側のバルブコアを取り付け









ブリードスクリューを除去








球状のシール材を除去








サスペンションオイルを注入








ピストン体を取り付け








球状シールを挿入








ブリードスクリューを取り付け








ダンパーへエアを充填 ( 24ba r)








バルブキャップを締めます
















サスペンション側のバルブコアを取り付け








エアを仮で充填







車体へ取り付け、動作テスト






 
 












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