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No.120308
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CULT
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【概要】
ベアリングの換装
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【Point】
Campagnolo社製ホイールのベアリング交換
交換が可能なホイールは、カップ&コーン式のベアリングを採用しているモデル。
※CampagnoloブランドのものはZONDA以上のグレード
※FullcrumブランドのものはRacing3以上のグレード (2012現在)
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CULTとは?
CULT:セラミック・アルティメット・レベル・テクノロジー
このプロジェクトの背後には、シェフラー・グループのFAG社が開発し、ベアリング・レース (軌道輪) に使用されている独自の技術、クロニテクトRスチールが存在します。
このスチールは最高レベルの耐腐食性を持ち、潤滑のためのグリスは一切必要ありません。ただ、薄いオイルを軽く塗るだけで十分です。
CULT?はセラミック・ボール・ベアリングの円滑な回転を強化し、更なるステップへと導くソリューションです。
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この手のいわゆる先端技術は、それを語るごとにドロヌマのヤブヘビといった様相となりがちなので
あまり触れたくはないのですが、そうも言ってられないのでざっくり要約しますと
"粘性の高いグリスを回転体に使わないでよい、という点が画期的な技術である"
ということのようです。
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↓その結果
カンパニョーロRテック・ラボで行われたテストは、ホイールを毎分500回転の速さで回転させ、そのまま減速させるというものです。
その結果は驚くべきものでした。
CULTベアリングを装着したホイールは45分も回転し続けました。
実にスタンダード・ベアリングの9倍も長く回り続けたのです。
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・・・9倍!?
これはちょっと驚異的な数値です。
基本的な構造は変えず、材質を変更することでこれほどの回転性能が上がるものなのでしょうか・・・
実際に、車体に組み付けた状態・乗車した状態では9倍とはいかないのでしょうが、
それにしても グリスを使用しないで済むことによるアドバンテージというものがどれくらいのものであるのか
気になります・・・
なので実際に組み付けをしてみることといたしました。
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今回実験台となるのはこのレコード ハブ
フタを開け、玉押しを取り外したところです。
続いてハブシャフト、リテーナーベアリングを取り出します
ここまではアーレンキーのみで分解が可能です |
ハブに圧入されているカップ部を取り出します
カップ部の取り出しには専用工具を使用します
取りだされたカップ部
CULTベアリングを装着します
装着(圧入)するためにも、専用の工具が必要となります
数種類の径に対応した圧入工具です
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圧入の作業は慎重に行います
挿入角度が斜めにならないよう、注意をしながら圧入してゆきます。
ベアリング、コーン、シャフトを組み付けて作業は完了です。
ホイールを回した感想としては、やはりグリスを塗布せずにオイルを塗っているので
回転音が硬質な感じになりました。
実際の走行感は長距離を走行しないと実感はし難いかもしれませんね。
カスタマイズの一手として、ホイールのアップグレードというのはなかなか面白いと思いました。
ただ、完全に内部的な変更となるので、見た目がまったく変わらないというのがシブいです。
CULTステッカーなんかが欲しいところですね。
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http://www.campagnolo.com/jsp/jp/tech/id_7.jsp
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MENU
スチールベアリング、またはUSBからCULTへの換装作業 |
Hub Kit CULT |
HB-HY100 |
¥14,444
(ホイール一本分) |
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換装をご希望の際にはご相談ください。
ホイールの状態、仕様によっては換装が出来ない場合が御座います。
適応ホイール:
CampagnoloブランドのものはZONDA以上のグレード
FullcrumブランドのものはRacing3以上のグレード (2012現在) |
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