No.130321

	Riese und Muller/ BD-3 (年式不明)
	【概要】古車再生
	【Point】ネジをなめない、フレームを割らない。　ムリだと思ったらあきらめる。

今回は折畳み自転車の持ち込み依頼です。　年季が入っている上に、構造が複雑なので慎重にいきたいところです。

内装3段ハブに外装７段ギアを組み合わせた21段変速。
ディレイラーにはSHIMANO XTを採用し、本格的なスペック。

――――　作　業　開　始　！――――

ケーブルの取り回しが特殊なので忘れないように注意

クランクは固着して取り外しができませんでした。

クランクを交換してしまうのであれば、切断してしまえばいいのですが今回は断念。
　　（最近、このパターンが多い気が・・・）

ひとまず取り外し完了

ブレーキはリンク部がサビにより固着。
いろいろと試しましたが、滑らかな動きを復活させることができず、交換することに。

チェーンリングに問題はなかったのですが、ちょうどよいモノがあったので交換することに。

前回とりはずしたＦＳＡ製のチェーンリングです。

PCDも同サイズだったのでうまいこと付きました

サドル固定部のナット。

これは取り外しがかなり硬く、断念しようとも思ったのですがなんとか取れました。
ネジ山は切り直します。

チェーンリングを取り外したついでにクランクアームを磨き

フロントハブ研磨

内装ハブは動作が渋くなってしまっていた為、中の様子を確認することに。

思っていたよりもキレイでした。　
ただグリスが完全に流れてしまっていたので洗浄後グリスアップをします。

洗浄後。

機能的にはまったく問題ナシ！

磨き。　そして組み付け。　

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