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No.121011
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SHIMANO / Di2 URTEGRA 6770 series
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【概要】
電動式アルテグラの組み付け
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【Point】
none
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使用するフレームはMERIDA "SCULTURA EVO 901"
10速使用のカーボンフレーム車で15万円を切る大変コストパフォーマンスに優れた車体なのですが
フレームがケーブル内蔵式の電動コンポに対応しているので、Di2化してしまうことに。
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フロントディレイラーはクランプで固定。
クランプはDi2専用品で、機械式ディレイラー用の物は使用出来ませんでした
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リアディレイラーのケーブルはチェーンステイ内部を通り、BB付近でジャンクションと呼ばれる部品に接続されます
※この部分のみ 使用グロメット φ5mm (small)
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インジケーターのついたジャンクションAはブレーキケーブルに結束。
リア方向へ向かうシフトケーブルが1本となるので、取り回しがスマートに、見た目もすっきり
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STIレバー ケーブル接続部。
ここには拡張用スイッチを増設出来るほか、PCとリンクさせるためのモデムを接続することができます。
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ワイヤー式に比べるとブラケット部がスッキリしています。
握った感触もゴツさを感じず、握りやすい印象
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ヘッド周り 上:ブレーキケーブル 下:シフト用エレクトリックワイヤ
ブレーキケーブルはトップチューブの中を通り、
シフトケーブルはダウンチューブを通り、BB付近でジャンクションBに接続されます
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バッテリーマウント部。
MERIDA スクルトゥーラはチェーンステイ下部に固定する方式を採用しています
バッテリーの充電時間は1.5時間、約700キロの走行が可能
充電可能回数は約500回とのこと。 バッテリー残量はジャンクションAのインジケーターで確認することが出来ます
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PC接続用モデム SM-PCE1
ケーブルをSTIの空きスロットに接続することでPCからシステム診断、調整、スイッチのカスタマイズが可能
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ファームウェアアップデート画面
ウェブを介して、Di2コンポーネントのアップデートが可能です
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Di2をPCで認識するとこのような画面が表示されます
検出された各コンポーネントが表示されます
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動作テスト画面です、変速が正常に行われているかチェックされます
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ほかに変速スイッチの機能割り当ての変更が可能です
アップシフトとダウンシフトを入れ替えたり、また左右の変速を入れ替えたりすることも可能です
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リアディレイラー リアビュー
分かり難いのですが、トップ側のギアでは自動でトリム操作が行われています
トップ側にむけてオーバーランしてから定位置に戻る、という動作をすることで変速の高速化を図っています
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フロントディレイラー リアビュー
フロント側ではより自動トリム操作が確認し易いと思われます
変速時のトリミングのほか、 リアのギア位置に応じてプレート位置を変え、チェーンがたすきがけされているような
状態でも音鳴りが発生し難いように自動で動作します。
また、フロントディレイラーは、リアのギア位置によって、異なった動作をします。
動画では確認しにくいので、一応以下に動作を図示してみました。
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≪トップ側のギアが選択されている場合≫ |
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≪ロー側のギアが選択されている場合≫ |
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フロント側のチェーン落ちを防止するよう、よく考えられたシステムであると思いました
フロント側のチェーン落ちはよくあるトラブルであると同時に、競技の場では重大なロスとなり得ます
これまでメカニックの微妙な調整と、搭乗者の感覚に依存してきたこの問題が、電子制御により大きく低減
するのではないかと思われます。
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Parts List
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SHIMANO ULTEGRA Di2 6770 series |
リアディレイラー |
RD-6770-SS |
フロントディレイラー |
FD-6770 |
デュアルコントロールレバー |
ST-6770 |
ブレーキキャリパー |
BR-6700 |
クランクセット |
FC-6700 |
ボトムブラケット |
SMBB-6700 |
カセットスプロケット |
CS-4600 |
チェーン |
CN-6701 |
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バンドアダプター |
SM-AD67 |
バッテリー |
SM-BTR1 |
バッテリチャージャー |
SM-7352 |
バッテリーチャージャー用ケーブル |
SM-BCC1 |
エレクトリックケーブルセット |
SM-JC40 |
フレーム用 グロメット |
SM-GM01 |
バッテリーマウント |
SM-BMR1-S |
2013コンポーネントプライスリスト
http://www.koshimizucycle.com/components/2013.htm
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